こんにちは。シーナと申します。
今回は40代になってから経験した、左足の足の裏(土踏まず)が痛い原因と治し方の体験談を紹介します。
足の裏(土踏まず)が痛い原因は、足底腱膜炎(足底筋膜炎)でした。
いろいろ自分なりによかれと思って試したことが、実は悪化させることだったりもしました。
現在は、足の裏(土踏まず)の辛い痛みはきれいに消えており、完治しています。
足の裏(土踏まず)のつらい痛みの治し方の選択肢として、私の体験談があなたの参考になれば幸いです。
- 足の裏(土踏まず)が痛い原因は足底腱膜炎(足底筋膜炎)かもしれません!
- 足の裏(土踏まず)が痛い原因の一つ、足底腱膜炎(足底筋膜炎)とは
- 足の裏(土踏まず)が痛い!足底腱膜炎(足底筋膜炎)の起こり
- 足底腱膜炎(足底筋膜炎)でやってはいけないことは?
- 足底腱膜炎(足底筋膜炎)は自然治癒する可能性あり!
- 私の足底腱膜炎(足底筋膜炎)の治し方は!
- 足の裏(土踏まず)が痛い原因、足底腱膜炎(足底筋膜炎)が完治した理由!
- ダイエットの選択肢の一つ「糖質制限」とは!
- 終わりに
- 関連記事です。
足の裏(土踏まず)が痛い原因は足底腱膜炎(足底筋膜炎)かもしれません!
もしもあなたの足の裏、土踏まずの痛みが以下のような症状の場合、
- 朝、最初の1歩目が痛い
- 歩き出すと痛みが大きくなる
- 痛むのはかかとの内側(足の裏側)
それは足底腱膜炎(足底筋膜炎)が原因かもしれません。
当ブログに記載した内容は、あくまで私シーナの実体験を基にした個人的な見解です。掲載している情報については、細心の注意を払って正確なものを掲載するように心掛けていますが、これらの情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当ブログの情報を利用されたことで直接・間接的に生じた如何なる損害に関し一切責任を負うものではありません。
足の裏(土踏まず)が痛い原因の一つ、足底腱膜炎(足底筋膜炎)とは
足の裏側にある足底腱膜(そくていけんまく) or 足底筋膜(そくていきんまく)と呼ばれる踵(かかと)と足の指を繋いでいる筋肉に炎症が起きることです。
※足底筋膜の一部(というか大部分)が足底腱膜であり、痛みは足底腱膜の方に発症します。実質的にはどちらも同じものと考えて大丈夫です。
踵(かかと)側が痛む人がもっとも多く、次いで土踏まず、足の指側部分と痛む場所は
人によって様々です。
私は土踏まずでした。
スポーツ(ランニングなど)をして筋肉を酷使(オーバーユース)している人に多いということですが、加齢(40代からが多い)による筋肉の衰えでも発症することが分かっています。
私は誠に遺憾ですが、おそらく後者のケースです。
運動は通勤のみですから(^^
朝起きてからの 1歩目や長時間座った後に歩きだした際にも痛みが出る事があるのが特徴ですが、私はある程度歩き出すと痛みました。
症状も人それぞれです。
より詳しくは一般社団法人日本足の外科学会のPDFが分かりやすいと思います。
足の裏(土踏まず)が痛い!足底腱膜炎(足底筋膜炎)の起こり
初めは左足の土踏まずに感じたピリピリッとした小さな痛みでした。
歩き方には特に癖は無いと自分では思うのですが、右足は何ともありませんでした。
左足だけに発症したのです。
靴が自分に合っていない(単純に大きかったりする)場合でも発症しやすくなるようです。
最初は単なる筋肉痛だと思って気にしていませんでした。
(この時にきちんと調べて対処していれば、また違ったのかもしれません。結果論ですから現実的に難しかったことは分かっているのですが。本当につらかったので、どうしても考えてしまいます。)
しかし、何日経っても治りません。
むしろだんだん痛みが大きく、長く続くようになってきます。
痛みがピークの時でも歩けないほどの痛みではありませんでした。
しかし、歩くのが嫌になるぐらいの痛みはありました。
このまま痛みが進行すると歩けなくなるのではないか?
と感じるぐらい痛む日もありました。
幸い私はある程度の距離を歩くとき以外には、ひどい痛みはなく、通勤のときぐらいしか、ある程度の距離を歩きませんので、生活が出来なくなるほどではありませんでした。
足底腱膜炎(足底筋膜炎)でやってはいけないことは?
最初はいろいろ独自の考えで試しました。
これがよくなかったのでしょう。
後々調べてみるとより悪化させてしまうものやほとんど意味がないものもあったようです。
- マッサージ
- 青竹踏み
- 冷感湿布を貼る
あなたも同じような対処をしていませんか。
以下、私が実際に試したダメな治し方について補足します。
足の裏の痛い部分のマッサージはおすすめしない!
最初は単なる筋肉痛だろうと考えていましたので、半身浴中に足の裏の痛む場所を強く揉むようにマッサージをしていました。
しかし、特に改善はしませんでした。
後々調べたところ、お風呂の最中に行うのは正解です。
ただ、痛む箇所を強く揉むのは悪化させる原因でした。
足底筋膜炎に効果があるのはストレッチです。
揉むのではなく、ストレッチですよ。
アキレス腱も伸ばしつつ足の裏も伸ばすストレッチが効果的です。
具体的には、足の指を垂直に体側に曲げて(手を使ってOK)足の裏が伸びるように意識して行います。
自分でできる対処としては、ストレッチが一番効果があります。
なお、マッサージであっても、痛む場所を揉みこんだり、強く押すのではなく、手の親指で、足の裏の踵の方から土踏まず、指先の方向へ向かって親指を滑らすように、撫でるように(詰まっているものを押し流すイメージで)行う方法であれば効果的です。
お風呂に入りながら実施するとなおよいです。
いずれにしろ、決して痛む場所に強い力を掛けないようにしましょう。
ストレッチや前述のマッサージをして痛みが増える場合は、足底腱膜炎ではない可能性があります。
この場合は、一度病院で見て貰った方がよいでしょう。
先ほどの「一般社団法人日本足の外科学会」のサイト(一般の皆様のカテゴリから)でも近くの病院を探せますよ。
参考リンク:一般社団法人日本足の外科学会
青竹踏みは足底腱膜炎(筋膜炎)に効果がない!
昔は病院で足底腱膜炎(筋膜炎)の治し方として青竹踏みを勧められることもあったようですが、症状を悪化させることになりますので、使わないようにしてください。
私はそんなことも知らずに、そういえば実家にもあったなと青竹踏みを購入して、
(写真はサイズ感のための配置です。)
毎日踏みしめてみたりもしました。
自分でマッサージするよりも強く足の裏のツボが刺激されて、すごく気持ちよいです。
なんとなく効果があるように感じてしまいます。
(これは今でも使用しています。青竹踏みの色もよい感じになっています。)
ただ、足底腱膜炎(筋膜炎)の対処にはマイナスです。
手で揉み込むより強い力が加わります。
治ってから徐々に行いましょう。
「冷湿布」と「温湿布」のどちらがよいのか?
筋肉痛や炎症と言えば、湿布ですよね。
自然な発想と思います。
冷湿布を貼って寝たり、温めたほうがよいのかと靴下を履いて寝たりもしました。
しかし、特によくなりませんでした。
後々調べたところ、足の裏にはそもそも湿布や塗り薬自体があまり意味がないようです。
海外の医学学会でも足の裏の皮膚は厚いため、湿布や塗り薬をしても患部まで成分が浸透しないと考えられるという結果が発表されています。
また、足底腱膜炎は「炎症」です。
そのため冷やした方がよいと考えがちです。
しかし、足底腱膜炎は「慢性炎症」であるため、血管を拡張して血流を促すこと、つまり基本的には温めた方がよいです。
冷やした方がよいケースは、痛みの初期である「急性炎症」の場合です。
そのためお風呂でしっかり温めることが大事です。
湯船に浸かるのは面倒と、シャワーで済ませていないでしょうか。
面倒かもしれませんが、半身浴は疲れも取れておすすめですよ。
また、家では裸足派の人は靴下 or スリッパを履くようにしたほうがよいです。
これまた面倒ですが、痛みには代えられません。
冷湿布を使った方がよいケースもある!
なお、冷やすのが絶対にダメかというとそうでもありません。
以下の場合は、まず炎症を抑えるために冷やすことも必要です。
- 温めると痛みが強くなる
- 歩いていないのに痛みが続く
- 痛みが激しい
病院でロキソニン湿布(ロキソニンテープ)を処方するのは、とりあえず炎症を抑えて
痛みを和らげるという意味しかないようです。
足の裏には大きな効果は見込めませんが、他に出来ることもないということですね。
決して治療が目的ではないということです。
長期的に見ると温めることを考えた方がよいようです。
足底腱膜炎(足底筋膜炎)は自然治癒する可能性あり!
いろいろ試しましたが、1ヶ月ぐらい経過しても痛みが治りませんでした。
(結局間違いだらけの対処をしていたので、当然ですが。)
この時点でようやくネットで調べて、どうやら単なる筋肉痛ではなく「足底腱膜炎」らしいと判断しました。
症状的に合致しているからです。
そこで知り合いに理学療法士がいるため、プライベート(中には骨が飛び出して痛むケースもあるようですのでちゃんと病院に行きましょう)で症状と共に相談しました。
すると、
「それは完治はしないよ。一生付き合っていくしかない。」
と言われ、かなりがっかりした記憶があります。
実際は治った(痛みは消えた)のですけどね(^^
足底腱膜炎は、大部分の人は3ヶ月から3年以内に自然治癒するとも言われています。
痛みを我慢できる場合は、自然治癒するまで待ってみてもよいと思います。
とはいえ、3年もあのつらい痛みが続くなんて、考えたくもありません。
一応、相手の名誉のために言いますが、自然治癒のことを教えてくれたのも、その知り合いです。
今のままでは結局また再発するし、痛む足を庇って歩いていると、別の箇所に問題がでるよという意味でした。
私の足底腱膜炎(足底筋膜炎)の治し方は!
通勤用(会社用)の革靴対策にインソール
「足底腱膜炎」にはインソールがよいらしいと聞き、革靴用に購入しました。
ただ、インソールは自分の足や症状に合ったものに出会えるかどうかは完全に運です。
インソールは足の甲が高い(足の高幅が厚い)と靴の中に入れて履けない場合もあります。
私はネット経由で購入したため、何個かは足に合わず、無駄にしてしまいました。
他人の評価が高くてもあまり意味がありません。
特に足底腱膜炎用で探すと、大体は踵(かかと)の痛み向けが多いです。
ご注意ください。
インソールは、リアル店舗で相談して試した方がよいです。
「土踏まず」が痛かった私が当時最終的に使用していた村井のインソールプロは以下になります。
かなり楽にはなりました。
一応ご参考まで。
革靴自体を変えればよいと気付いた
私は社会人になってからずっと、いわゆる先が尖った革靴を履いていました。
大体、2~3万円ぐらいの価格帯の海外ブランドのものです。
しかし、決して歩きやすいものではありませんし、底はつるつるなので、雨の日はよく滑ります。
この年齢で転ぶとシャレになりません。
一大事です。
若い時はよくても加齢による筋肉の衰えにより、足への負担が大きくなったのだと思います。
ファッションは「おしゃれ」を優先すると体にはやさしくはありませんよね。
プライベートでは本格的なランニング専用のシューズを履いているとだいぶ楽だと分かっていたため、通勤用にウォーキング用の革靴を購入することにしました。
そのようなジャンルの靴があるのは知ってはいたのですが、なんとなく見た目がいまいちで、おじさんが履くものというイメージがありました。(※以下の商品は、そんなことはありませんでした。)
しかし、痛みには代えられません。
それに悲しいことに、今や他人から見れば私も立派なおじさんですしね。
おすすめのウォーキング用の革靴
早速検索したところ人気も評価も高い「テクシーリュクス(TEXCY LUXE)」の革靴にしました。
「テクシーリュクス(TEXCY LUXE)」は、スポーツ用品メーカーであるアシックスのビジネスシューズブランドです。
この革靴を履いてフルマラソンも走れるという売り(実際に走ったよう)です。
いくつかシリーズ(幅広タイプやよりお洒落な先の尖ったものなどなど)がありますが、例えばこんな感じです。
正直、あまり見た目は期待していなかったのですが、普通の革靴にしか見えません。
というより、むしろよい部類の革靴ではないでしょうか。
このテクシーリュクスは足底腱膜炎の痛みが無くなった今でも購入しています。
片方で350gぐらい。
本当に軽くて歩きやすいです。
雨の日でも滑りにくいため、足に余計な負担も掛かりません。
インナーソール(中敷き)も凹凸があって足にフィットします。
これで値段も安く、尖がった革靴なら3足は購入できてしまいます。
履き潰す勢いで使い倒しても大丈夫です。
革靴って、気を付けていてもつま先部分に傷がついてしまいますよね。
満員電車で踏まれることもありますし。
結構人に見られていて、意外と寿命が短いため、安いのは助かります。
外出が多い人には特におすすめです。
シューフィッターに相談という選択
私はインソールとテクシーリュクスの2つの利用でだいぶ楽になりました。
インソールや靴はリアルの靴屋でも履いてみましたが、その場でよくても実際にある程度歩いてみないと、なかなか判断が出来ないですよね。
自分に合うものを見つけるのは本当に難しいです。
本当につらい場合、靴の専門家である「シューフィッター」に相談するのも一つの方法と思います。
一般社団法人「足と靴と健康協議会」のサイトで、シューフィッターのいる靴屋を探すことが出来ます。
お近くに店舗がある場合は、一度試してみてはいかがでしょうか。
参考リンク:シューフィッター養成認定機関 FHA 足と靴と健康協議会
足の裏(土踏まず)が痛い原因、足底腱膜炎(足底筋膜炎)が完治した理由!
足底腱膜炎の痛みですが、気づけば痛みが消えていました。
いわゆる糖質制限ダイエットをして、体重が減ったからと考えています。
私は当時、体重が82kgほどありました。
はい。
肥満ぽっちゃりですね。
実は別の問題(逆流性食道炎など)のため、糖質制限を決意し、2017年4月16日から約10ヶ月で20kgの減量に成功しました。
2018年9月現在は、大体60kg前後です。
健康診断の結果も良好になりました。
以下の記事で糖質制限の実施前、途中、後の3年分の記録を公開しています。
興味が沸いた方はカテゴリの「糖質制限」もご覧いただければと思います。
足底腱膜炎を主目的に始めた訳ではないため何kg減った時から痛みが消えていたのか、はっきりとは覚えていないのですが、ふと気づいたら痛みがなくなっていました。
そういえば最近痛みが無いなと。
普通の歩きにくい革靴でも問題ないですし、インソールも必要なくなっていました。
かなり早い段階(多分5kgぐらい)で痛みは気づかないぐらいになったと思います。
10kg減量した時は完全に痛みはなくなっていました。
10kgであれば、約3ヶ月ぐらいで落とすことが出来ています。
文字で10kgと聞くと大したことが無いように思いますが、想像してみてください。
「5kgの鉄アレイ2個」※写真はイメージです。
もしくは「500mlのペットボトル20本」※写真は24本です。
これを常に持ち歩いていたわけです。
(配達の人もいつもはしない在宅確認の電話をしてくるぐらい重いです。)
それは足の裏にも負担が掛かります。
考えてみれば分かるのですが、当時はまったく盲点でした。
足の裏の痛みのために痩せようという発想はなかったのです。
今までは若さでカバーできていたのでしょう。
若い時は大丈夫でしたし、今も若いままで変わらないという考えがあったからと思います。
もしあなたが私のような年代(40代)で標準体重以上の体重がある場合は、体重を減らすということが、今後のことも考えると一番効果があると思います。
足の裏のためだけではなく、健康を考えても痩せた方がよいですよね。
ただ、即効性はありません。
まずは、ストレッチやインソール、靴を変えて、痛みを和らげつつ、長期的な選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
痛みがひどい時は3ヶ月でも十分長いですよね。
ダイエットの選択肢の一つ「糖質制限」とは!
糖質制限であれば、普通のダイエットのような運動は一切必要はありません。
私も一切運動はしませんでした。
糖質を制限する以外は、生活スタイルは何も変わりません。
これよいのですよね。
何か(運動とか)を追加でする必要が無いというのは続けやすいです。
私も過去にランニングをして体重を落とそうと思ったことがありましたが、続きません。
体重が落ちてもランニングをやめれば、また元に戻ってしまいます。
仮にそういったことが苦にならない場合でも、そもそも足底腱膜炎で足が痛い時に痩せるぐらいの運動を継続することはまず無理です。
水泳ならと思いますが、ジムに入るのにもお金がかかりますし、なによりめんどくさい。
何かを余計にしなければならないダイエットとは違い、必ず必要な食事に対して自由に食べるものを選べる(決められた糖質の範囲内でですが)糖質制限は、我々社会人でも続けやすいと思います。
糖質制限は、正しく行えば必ず体重は落ちます。
なぜ糖質制限をすると痩せるのか。
その理由について、以下の記事で紹介しています。
ただ、決して楽なものではありませんし、思わぬデメリットもあります。
十分に下調べをして実施できる環境(生活スタイル)かどうかを確認したうえで、実施を検討してみてはいかがでしょうか。
慣れるまでの1,2ヶ月は本当につらいですので、無理はしないでください。
以下の記事に糖質制限に向いている人、向いていない人を纏めています。
あなたはどちらか確認してみてください。
なお、食べ物や飲み物の糖質量がパッと分かる人は少数と思います。
あの食べ物が、どれくらいの糖質量なのかメインブログのカテゴリ「一覧シリーズ」に主食系やおかず系、おやつ系、飲み物、果物など各種纏めていますので参考にしてみてください。
糖質制限をする場合に気を付けたい食べ物は以下に纏めています。
どういったものを避けるべきなのか参考になれば幸いです。
終わりに
あなたの足の裏のつらい痛みが改善する参考になれば幸いです。
それでは、また。
関連記事です。
以下の記事では糖質制限中にどのような食事をしていたか紹介しています。
私はこれで20kg痩せました。
40代にはいろいろ起こります。ピロリ菌の除菌体験記です。
腰痛(坐骨神経痛)も発症しました。最初に必要な対処を紹介しています。
腰痛の原因特定のため、MRI検査を受けました。いろいろ注意事項がありました。
糖質制限では体重管理が重要です。負担にならない方法を見つけてください。
糖質制限を続けるには自分の主食を見つける必要があります。
ごはんの代わりにいかがですか。コスパもよいですよ。
栄養補給には気を使っています。